国指定重要無形民俗文化財

備中神楽 北山社

神楽の舞
祭りの夜
舞台の静寂

ご挨拶

備中神楽を未来永劫に

井原市北山町から発祥した北山社は明治、大正、昭和、平成そして令和と激動の中で132年間、地域の氏子皆様や神楽ファンに愛され、ご贔屓いただき心から感謝申し上げます。

私どもは、プロの神楽社中として師匠、先輩から厳しく口授口伝で指導をしていただき奥深い神技を継承して参りました。 昭和54年には、国の重要無形民俗文化財にとして全国に知られる郷土芸能に発展し、国内だけでなく海外公演に出かけ日本文化の紹介をしてまいりました。

このように隆盛を極めた神楽も第二次世界大戦により敗戦国として神楽の奉納ができなくなった時期もありましたが先輩方の努力により今に引き継がれている。 困難の中でも備中神楽は郷土の大切な宝として、魂として残っている。 その思いを皆様に知っていただきたいのです。

しかし、国の文化財に指定されながら備中神楽を最初から最後まで見た人は非常に少ないのではないかと想像いたします。 確かに神楽は難解なところも多々あると思います。私たち神楽師は、古い伝統は残しつつもより分かりやすく未来の子供たちに伝えていく責務があると思います。

そこで、少しでも多くの人が見られる機会を設けたいと考え、平成28年に井原市の駅前に常設舞台で定期公演に取り組んでまいりましたが、 コロナの影響で継続することが困難になりました。
しかし、ぜひ神楽を見たいと言う要望には対応いたします。 備中神楽を初めて見て感動したと言われるのが唯一救いです。

その他、全国レベルの芸能大会や出雲神楽や石見神楽とも共演し成果をあげています。 また、子供神楽の育成にも取り組んでおり将来が非常に楽しみであります。
この備中神楽を未来永劫に伝えていくためには、ユネスコ無形文化遺産として世界遺産認定に向け努力したいと考えています。

北山社社長 守屋弘旨

北山社創設期
定期公演猿田彦
定期公演大黒
集合
北山社のメンバー(笹賀荒神神楽 大当番 浜田様宅にて)

神楽実績

神社奉納神楽をはじめ各種イベントに出演 近年の主な公演
昭和45年:大阪万国博覧会にて公演。
昭和53年:宮中東宮御所での天皇陛下奉献
昭和54年:ブラジル、アルゼンチン、ペルー等など海外文化訪問公演
平成4年:岡山県営農文化交流会でインドネシアに派遣神楽
平成5年:伊勢神宮にて遷宮祭の神楽奉納
平成10年:NHK 「ふるさとの伝承」に出演し全国放映
平成13年:大阪えびす神社・京都石清水八幡宮にて奉納神楽
平成26年11月:就実大学、公開学術講演会に招聘、神楽の説明の後、「猿田彦命の舞」と「大蛇退治」の公演
平成28年11月:高知県民文化ホールで開催された中国・四国ブロック民俗芸能大会に出演
平成29年3月:石見神楽とのコラボ
平成30年12月:雲南市総合芸術文化祭~出雲神楽×備中神楽の競演にゲスト出演
平成30年1月:岡山県立大学の「音楽の鑑賞」の講義に「猿田彦命の舞」と「大蛇退治」の公演
令和元年11月:マルセンスポーツ文化振興財団より文化賞
令和2年10月:コロナ禍で祭り神楽が出来ない為、ライブ神楽の配信
令和4年11月:岡山県教育委員会より文化振興に寄与した実績により表彰受賞
令和5年8月:岡山マツダCM出演
令和7年8月:大阪関西万博に出演
令和7年8月:皇学館大学岡山大会にて神楽奉納

北山社の沿革

明治30年頃、井原市青野町の渡辺盛平を中心に渡辺社と三宅社が統合し北山社を設立。
初代社長:渡辺盛平(井原市青野町)
昭和10年:二代目社長に 片山正一 就任(井原市北山町)
昭和52年:三代目社長に 田辺豊市 就任(井原市美星町)
平成  2年:四代目社長に 藤井重美 就任(高梁市川上町)
平成21年:五代目社長に 安達 績 就任(井原市下出部町)
平成23年:六代目社長に 守屋弘旨 就任(小田郡矢掛町)現在に至る 神楽先代タナベ

お問い合わせ

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〒715-0014 岡山県井原市七日市町148
北山社事務局:鳥越孝太郎
携帯:080-5623-9110